「MEXCBT(メクビット)」とは、文部科学省が開発したオンライン学習システムです。
文部科学省を意味する「MEXT」と、コンピュータを用いて試験を行うシステムの「CBT(Computer Based Testing)」を組み合わせた名称となっています。
MEXCBTは、デジタルならではの学びを実現させるために2021年11年から一部の小学校・中学校・高校での活用が開始されています。希望する小中高校であればどこでも無償での利用が可能となっていること、さらに一部の学級や教科でのみ使用する、といった使い方も可能となっているといった点が特徴。非常に幅広い用途での使用が見込まれています。
MEXCBTでは、国や地方自治体が作成した問題が格納されていますので、インターネット環境を通じて問題演習などに取り組むことができます。
2020年のプロトタイプの段階において国が作成した問題は約2,000問用意されており、順次拡充が行われています。
さらに、地方自治体が作成した問題もさまざまなものが用意されています。例えば岩手県が作成した「岩手県学習定着度状況調査」「岩手県中学1年生英語確認調査」や、さいたま市による「基礎学習定着プログラム」、山口県が作成した「やまぐち学習支援プログラム」などがあり、こちらも順次追加される見込みとなっています。
またMEXCBTを使って問題演習を行う場合、選択式問題や回答が完全一致かどうかを判定する短答式問題においては自動採点が可能となっている点も特徴のひとつといえるでしょう。
MEXCBTはオンライン上にあるシステムであることから、インターネットに繋げる環境さえあれば場所を問わずに学習できる、という点も大きなメリットとなります。そのため、学校にいるときはもちろん、自宅にいても学校と同じように学習が可能です。
MEXCBTを利用する上では、「学習eポータル」についても知っておく必要があります。この学習eポータルは、さまざまな教育向けのクラウドサービスと学習や教員をつなぐという役割を持っており、文部科学省ではMEXCBTを利用する場合には学習eポータルを経由することを勧めています。
上記でご紹介した通り、MEXCBTには非常に多くの問題とともに、学習結果が蓄積されています。
しかし、MEXCBT上で問題を解くことは可能であるものの、その結果の閲覧や学習履歴の確認は学習eポータルを使用することになります。このように、学習eポータルでは学びの結果を管理し、わかりやすく画面に表示することが可能。さらに、教員が生徒の学習状況を把握するといった活用もできます。
さらに学習eポータルでは、一度ログインするだけでさまざまなサービスにアクセスできる「シングルサインオン」を採用していることから、さまざまなデジタル教材を合わせて利用することができるようになるという点も特徴。この機能を利用することによって、ひとつひとつのサービスに都度ログインするという手間が省けるため、今後増加していくとみられるデジタル教材を活用する上で、大きなメリットを持つといえるでしょう。
現在、いくつかの企業から学習eポータルの機能を持つサービスが提供されています。ただし学習eポータルの一部機能は有料であるという点には注意が必要です。
ICT教育を推進するうえで重要なのは、どのポイントに焦点を当てるかです。
文部科学省が教育を推進しているのが、下記の3つになります。
今後ますます求められるのが、情報社会を生きるために必要な知識や考え方のベースとなる情報モラル、問題解決力を養う情報活用能力。そして問題解決力を養うためのプログラミング。自分のお子様、あるいは抱えている生徒のどの部分を育てていきたいかを考えながら選ぶことが大事です。下記に「基本操作・情報モラル」「問題解決・探究力」「プログラミング」が学べるツールを紹介しています。
※文部科学省が推奨する「情報活用能力」「情報モラル教育の充実」「小学校プログラミング教育」のテーマにICT教育ツール、情報モラル教育ツール、情報活用能力ツール、プログラミングツールで検索。
当サイトに掲載している24ツールのうち、家庭・学校のそれぞれで利用でき、情報アップデートがある3つのツールを厳選。
・エンサップは情報モラルを学べるツールとして紹介
・ラインズeライブラリアドバンスは情報活用能力を学べるツールとして紹介
・まなびポケットはプログラミング技術が学べるツールとして紹介