安全面を考慮して子どもにスマホを持たせたい親が多いです。しかし、スマホを持たせるタイミングが早すぎると、さまざまなトラブルに巻き込まれる可能性があります。今回は、子どもにスマホを持たせるタイミングや不安を感じることをまとめてみました。
サムライト社は2017年7月19日〜7月20日で、子どもを持つ20~50代の男女211人に、子どものスマホにまつわるアンケート調査を実施しています。「子どもにいつからスマホを持たせたのか」という質問に対して、もっとも多かったのが高校1年生です。次いで中学1年生という結果に。 高校1年生からスマホを持たせる理由は以下の通りです。
高校生になると、中学生ではできなかったアルバイトや遠出の高校に進学する場合があります。環境の変化に合わせて、スマホを持たせる親が多いようです。
中学1年生からスマホを持たせる理由は以下の通りです。
中学生になると、子ども1人で行動する頻度が高くなるので、安全面を考慮して持たせる家庭が多いようです。
次に、「スマホを持たせることで不安に感じたことは?」という質問に対して、もっとも多かったのが「スマホ依存」です。スマホには、SNSや動画・ゲームなど現実世界とは違った娯楽が多いので、入れ込み過ぎると四六時中スマホを触ってしまうケースが増えています。
夜遅くまでスマホを利用し続けると生活リズムが崩れ、寝不足になったり勉強に集中できなかったりします。また、ゲームに熱中した子どもが高額課金をしたりSNSで友人関係を築いたりするなど、オンライン上で起こるトラブルも多いです。 スマホを操作する頻度が高いと、有害サイトへアクセスする危険性もあります。不適切なコンテンツを子どもが閲覧してしまい悪影響を及ぼすかもしれません。
スマホを持たせる前に、使用時間について子どもと話し合うのがおすすめです。スマホ依存に陥るのは、使用時間を制限していないのが原因。そのため、1日にスマホを使える時間を決めて依存しすぎないように対策します。
幼稚園・小学生からスマホを持たせる場合は、使用場所を決めるのも1つの方法です。自宅では、親の目が行き届く場所で使ってもらえれば、トラブル防止につながります。中高生で使用場所を制限するのはなかなか難しいので、使用できるアプリやコンテンツを絞ってみるのがおすすめです。
フィルタリング設定とは、ウェブサイトのアクセスやアプリダウンロードを制限できる設定のことです。ネットトラブルに巻き込まれないために、フィルタリング設定は重要。2018年には、18歳未満の青少年のスマホ・携帯の契約や機種変更で携帯事業者はフィルタリングサービスを提供することが義務づけられました。
スマホには、利便性が高い分危険もたくさん潜んでいます。スマホに夢中になりすぎると、実生活に影響が出て気づいた時にはスマホ依存になっている場合も…。「スマホ依存になることはどういう意味なのか」「ただスマホ利用を制限しているだけではない」という旨を子どもに伝えるのも、スマホデビュー前にやっておきたいです。
スマホを持たせるタイミングは、主に高校1年生・中学1年生と環境の変化に応じて持たせる人が多いです。ただスマホを渡して終わりではなく、スマホを持つリスクを共有しながら安心して持たせたいですね。
ICT教育を推進するうえで重要なのは、どのポイントに焦点を当てるかです。
文部科学省が教育を推進しているのが、下記の3つになります。
今後ますます求められるのが、情報社会を生きるために必要な知識や考え方のベースとなる情報モラル、問題解決力を養う情報活用能力。そして問題解決力を養うためのプログラミング。自分のお子様、あるいは抱えている生徒のどの部分を育てていきたいかを考えながら選ぶことが大事です。下記に「基本操作・情報モラル」「問題解決・探究力」「プログラミング」が学べるツールを紹介しています。