この記事では、ICT教育に関するニュースの概要をご紹介します。教育にまつわるニュースを知りたい人はぜひチェックしてみてください!
SDKI Inc.は、デジタル教育出版市場の2022~2031年の動向などを予測した新レポートを発表しています。2022年には約11,499百万米ドル、2031年までには約40,381百万米ドルに達すると推測。スマートフォンやタブレットの普及によって教育に関するさまざまなデジタルコンテンツを配信したことが、急成長の要因とみられています。
学研ステイフルは、金沢工業大学と共同でプログラミング教材の開発を発表しました。カードをかざすだけでプログラミングを学べる「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」を用いて、命令内容を読み込むとプログラム化されプログラミングカーが動くという仕組みです。
リンク・インタラックは、2022年1月11日に教員専用クラウドサービス「Teachers Cloud」が、全国の公立小中高等学校の約15%にあたる4,300校で導入したことを発表しました。「Teachers Cloud」とは、英語の授業の準備や効率化をサポートするクラウドサービスです。「指導案・教育素材」「スキルアップ動画」など、15,000点以上のコンテンツを取り扱っています。
エプソン販売は、教育現場のプログラミング教育への取り組みをサポートするアプリケーションソフトウェア「プログラマッピング」を開発したことを発表しました。「プログラマッピング」は、小学校低学年の子どもでも、わかりやすいプログラミングでプロジェクションマッピングコンテンツ制作ができるchromebook専用のアプリです。2022年の商品化を目指し、随時教育現場で試験的な導入を開始します。
IDC Japan株式会社は、新型コロナウィルスの影響を考慮した国内IT市場予測のアップデートを発表しました。2021年は、前年比4.2%増の19兆234億円と予測しています。2020年は、飲食や宿泊・運送などのサービス業を中心に深刻な打撃を受けたが、「製造業のような国内中心の産業が復活しつつある」との見解です。
ICT教育を推進するうえで重要なのは、どのポイントに焦点を当てるかです。
文部科学省が教育を推進しているのが、下記の3つになります。
今後ますます求められるのが、情報社会を生きるために必要な知識や考え方のベースとなる情報モラル、問題解決力を養う情報活用能力。そして問題解決力を養うためのプログラミング。自分のお子様、あるいは抱えている生徒のどの部分を育てていきたいかを考えながら選ぶことが大事です。下記に「基本操作・情報モラル」「問題解決・探究力」「プログラミング」が学べるツールを紹介しています。