「ICT教育って実際にどんな事をするのか分からない...」という方も多いのではないでしょうか。そんな方に向けて、小学校で実際に行われた教育事例をご紹介します。活用方法を知って、ICT教育の知識を深めましょう。
ICTによって学習指導の効果を高めるためには、ICT活用と教師の授業技術には密接な関係があることを知る必要があります。ただ単に図形や実験などの映像を生徒に見せるだけでは、学力向上につながりません。関心を高めるためには、教師がその映像を活用しながら解説をしたり質問を募集したり、提示するタイミングも重要になります。ICTを活用する目的を設定し、教師が趣向を凝らした授業を行った上で活用することによって、はじめて効果を高められるのです。
デジタル物語を作る授業で使用。グループ作成した物語に感情をこめて音読。それを録音して自分の読み方を確認することで、読み方の改善を促しました。活動の結果、物語の内容に合わせた感情を込めて、よりよい音読をしようとする意欲が確認できるようになりました。
平行な2直線の関係について、デジタル教科書上に表示されるデジタル画像で確認し、タブレットPCで問題を実際に解いて学習。動画を使用することで、理解が浅い児童もイメージがつかみやすくなり、問題への理解向上が見られました。
日本の食料と世界の関係についてプレゼンテーション資料を自作し発表するために、タブレットPCを使用。また、クラス全体に情報を共有するために電子黒板も活用しました。タブレットPCと電子黒板を連携することで、効率的にプレゼンテーションやグループ活動ができるといったメリットがありました。
ここでは、ICT活用を安全に使用し、トラブルに巻き込まれないようにするために小学校で行われている事例についてご紹介いたします。
適切な情報の利用や発信を行うために必要な「情報モラル」。ここでは、具体的な教育ステップや身に着けたいスキルを紹介します。
「情報リテラシー」はメディアと関わる上で重要な能力です。ここでは、情報リテラシーの必要性などを詳しく説明します。
必要性が高まっている「情報セキュリティ教育」。ICT教育で求められるセキュリティ対策について詳しく紹介します。
ICT教育を推進するうえで重要なのは、どのポイントに焦点を当てるかです。
文部科学省が教育を推進しているのが、下記の3つになります。
今後ますます求められるのが、情報社会を生きるために必要な知識や考え方のベースとなる情報モラル、問題解決力を養う情報活用能力。そして問題解決力を養うためのプログラミング。自分のお子様、あるいは抱えている生徒のどの部分を育てていきたいかを考えながら選ぶことが大事です。下記に「基本操作・情報モラル」「問題解決・探究力」「プログラミング」が学べるツールを紹介しています。