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情報モラルとルール

スマートフォンの普及もあり今では世界中のどこにいてもさまざまな情報を集められる社会になりました。このインターネット社会においては便利さの反面、守らなければならない情報モラルがあります。ここではその問題や課題、守らなければ何が起こるのか、などを解説します。

インターネットの課題・問題

今やご家庭でも外出先でも、どこにいてもインターネットを利用することができる世の中になっています。これは非常に便利であり、どこでもいつでも欲しい情報を得ることができます。しかしながらその便利さの反対側にはさまざまなリスクが存在しており、事件に巻き込まれたり不正利用がされたりという弊害が起こり得ます。
インターネットを利用する際にはこういったトラブルに巻き込まれないために、「自分の身を守る」「他人に迷惑をかけない」といったような情報モラルを守るということが非常に重要です。これからの時代においてはこういった情報モラルやインターネット上のルールなどについて、ご家庭や学校でしっかりと教育していくことが必要です。

情報モラルを守らないと起こること

それでは情報モラルやインターネットのルールを守らない場合、どのようなトラブルが起こり得るでしょうか。ここでは具体的にいくつか挙げて紹介します。

こういった可能性はインターネットを利用する誰にでも潜在しており、「どういったリスクが存在するのか」をしっかりと知ったうえで自衛や回避、そういった場面に出くわした時の対処方法を準備しておく必要があります。何も知らずにそういった状況に陥り取り返しのつかないことになってしまう前に、あらゆる可能性を考慮して事前に知識を得ておきましょう。これからの時代は全ての危険を避けるというよりも、「どういった危険があるかを知ったうえでどう関わっていくか」を学ぶ方がよいでしょう。

守るべき情報モラルの例

情報モラルやルールを守らないとどういうことになるかは前項で説明した通りですが、その守らなければならない情報モラルやルールにはどのようなものがあるでしょうか。ここではいくつか具体例を挙げて紹介します。

インターネットを利用する際に目の前にあるのは画面・ディスプレイであり、実際にその向こうに人がいるというイメージが持ちづらくなります。対面だと口下手・内気な方でもインターネット上では流暢に話せるいわゆる「ネット弁慶」の場合があり、口が悪くなったり人を傷つける言葉を書き込んだりしてしまうことがあります。改めてインターネットの向こうには同じ人間がいるという前提をしっかり認識し、発言や投稿・情報の拡散などには充分に気を付けることが必要です。

安全に利用するために気を付けること

それではインターネットを安全に利用しようとすると、どのようなことに気を付けなければならないでしょうか。ここでは具体例をいくつか挙げて紹介します。

インターネットにはさまざまな危険があるのは先に述べた通りですが、その危険性を認識したうえで利用する必要があります。使い方や利用時間などはご家庭でルールを決めたり、トラブルのきっかけや違和感など何かあった際には一人で抱え込まず必ず誰かに相談することなどに気を付けておくと、何か問題が生じた時にしっかりと対応できる可能性があります。また、インターネット上に情報やデータを流すと完全に削除することは非常に難しいため、相当な注意が必要です。特に写真や個人情報などの管理には充分留意し、絶対に第三者に対して提供してはいけません。さらに、危険なコンテンツなどを目に触れさせないためのフィルタリング機能も有効ではありますが、「そもそも危険を避ける」行動をとるといざ危険にあった際に対応できなくなる可能性がありますので、利用・活用の方法については充分注意する必要があるでしょう。

これからは自衛の時代

インターネットが当たり前の世の中になりましたが、これは正しい使い方を誰かが1から10まで勝手に教えてくれるものではありません。それゆえに情報モラルやネットリテラシーに関する教育は保護者や教職者が能動的に教えていく必要があり、自分の身をどう自分で守っていくかを考えなければいけません。
そういった教育に際してはさまざまな学習ツールが存在しますので、ぜひ教えたい内容や気を付けたい重点要素などを勘案しながら活用してみてはいかがでしょうか。

注力したいポイントで、
ICT教育ツールは大きく3つに分かれる
ICT教育ツールの3つのポイント

ICT教育を推進するうえで重要なのは、どのポイントに焦点を当てるかです。

文部科学省が教育を推進しているのが、下記の3つになります。

  • 「情報モラル」
  • 「情報活用能力」
  • 「プログラミング」

今後ますます求められるのが、情報社会を生きるために必要な知識や考え方のベースとなる情報モラル、問題解決力を養う情報活用能力。そして問題解決力を養うためのプログラミング。自分のお子様、あるいは抱えている生徒のどの部分を育てていきたいかを考えながら選ぶことが大事です。下記に「基本操作・情報モラル」「問題解決・探究力」「プログラミング」が学べるツールを紹介しています。

基本操作・情報モラルが学べる
エンサップ
  • ICT教育に精通する先生が
    監修したコンテンツ
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  • コンピュータに意図した動きをさせて
    論理的的思考を育てる
  • 課題は手間いらないの演習形式
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まなびポケットの公式HPで
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※文部科学省が推奨する「情報活用能力」「情報モラル教育の充実」「小学校プログラミング教育」のテーマにICT教育ツール、情報モラル教育ツール、情報活用能力ツール、プログラミングツールで検索。
当サイトに掲載している24ツールのうち、家庭・学校のそれぞれで利用でき、情報アップデートがある3つのツールを厳選。
・エンサップは情報モラルを学べるツールとして紹介
・ラインズeライブラリアドバンスは情報活用能力を学べるツールとして紹介
・まなびポケットはプログラミング技術が学べるツールとして紹介