夏休みに家族で旅行に行ったLさん。旅行中、仲良しの友達へ旅先から写真やメッセージをSNSに投稿しました。
旅行から帰ると、家中に荒らされた形跡が。留守にしている間に空き巣に入られてしまいました。
旅行中の投稿から、不在だと知られたために狙われたとのことでした。
仲良しの友人への暑中見舞い代わりにしようと写真を投稿したはずが、空き巣に入られてしまった事例です。SNSでしばらく留守にするとわかったため、空き巣に狙われてしまったのです。
リアルタイムでの投稿がSNS利用では多いですが、長期休暇で出かけていることをSNSに投稿してしまうと、留守を伝えていることと同じです。
SNSだけでなく無料通話アプリのタイムラインへの書き込みも友達限定にしていないと、誰でも閲覧できてしまいます。実際にSNSなどのネットへの書き込みがきっかけとなり、空き巣に入られる事例は増加しています。
また子どもが1人で留守番をしている予測できる書き込みから狙われ、犯罪に巻き込まれてしまうこともあるようです。誰でも読めるSNS投稿は犯罪に利用される危険性があることを意識し、投稿前に読み返す習慣を身につけるようにしましょう。
日々の出来事や思い出、素敵な場所など写真を撮り友人と共有したいと思う人も多いでしょう。SNSの利用によって多くの人の目に触れる機会が増えているという意識を持っていますか?SNSに投稿することは、友人だけでなく犯罪に利用しようと考えている人が読むこともあります。
非公開にし、友人間で共有するように使えれば安心なので、非公開に設定できるのであれば設定を変えておくといいでしょう。
どうしても公開したいのであれば、どうすれば個人が特定されずに投稿ができるか考えることが必要です。スタンプやぼかしを使う、24時間で消えるストーリーズに投稿するなど、公開の方法を工夫するといいでしょう。どんな内容が伝わると危険なのか、自分の投稿が悪い人に利用されることもある、と意識し想像することでもトラブル予防につながります。特定されるようなものはないか、投稿する前に意識して一度確認しましょう。
ICT教育を推進するうえで重要なのは、どのポイントに焦点を当てるかです。
文部科学省が教育を推進しているのが、下記の3つになります。
今後ますます求められるのが、情報社会を生きるために必要な知識や考え方のベースとなる情報モラル、問題解決力を養う情報活用能力。そして問題解決力を養うためのプログラミング。自分のお子様、あるいは抱えている生徒のどの部分を育てていきたいかを考えながら選ぶことが大事です。下記に「基本操作・情報モラル」「問題解決・探究力」「プログラミング」が学べるツールを紹介しています。