ネット上のいじめから子どもを守るためにできることは何があるでしょうか?
まずは携帯電話の利用方法については家庭でよく話し合い、利用方法のルールを決めることが大切です。ネット上でのいじめは親が知らないところで起こっていることが多く、また親が状況を全て把握することは難しいでしょう。
ネットの利用状況については確認しながら、もしも大丈夫かな?と不安になるような様子があれば、一度子どもと話し合ってみましょう。
また、いじめを未然に防ぐために学校裏サイトなどの閲覧・巡回を行い定期的に監視するなど、学校との協力も必要になります。
家庭と学校が協力しながら子どもを守る体制を作っていきましょう。
子どもが普段何に興味を持って、どんな用途でネットを利用しているか知っていますか?仲のいい友人のことは知っていますか?
まずは子どもがどのように携帯電話を利用しているか、常日頃から関心をもち、知っておくことが大切です。
子どもの普段の状況を知っていないと、変化に気づけないため、発見が遅れてしまいがちです。
子どもはネット上での情報の取り扱いや、ネット上でのやりとりのルールなどを知っていますか? ネット上の情報の取り扱いを知らないまま携帯電話を利用すると、トラブルになってしまったり、思ってもいないところで誰かを傷つけてしまったりすることもあるかもしれません。
まずは、携帯電話の利用について子どもと話し合い、どのように使用するのかルールを設けましょう。
そしてルールを決めたら守るよう徹底しましょう。ルールがなぜ必要なのか、ルールを守らないことで起こる不利益について、子どもを守るためにもしっかり話をして教えてください。
ネット上でのいじめを防ぐためには、いじめが起こる前に未然に防ぐことが大切です。端末の使い方が以前と変化している様子がないか、子どもの状態をよく観察し危険信号を子どもが発したら十分に注意する必要があります。
もしも子どもから相談を受けたら、学校と相談して削除依頼をすることも必要になるでしょう。
何よりも子どものケアが重要です。話をよく聞き、子どもに寄り添ってあげましょう。必要であればスクールカウンセラーと話をするのもいいでしょう。
2016年時点での日本におけるLINE利用率は45%、20代では73%と日本では圧倒的に普及率が高いです。仲間内でグループを作成し、トーク機能を使用し利用できる無料通話アプリによる悪口や仲間外れに合うケースが近年増加しています。
SNSやネット上での書き込みに個人情報を出す必要がないことを利用し、なりすまし投稿をするケースがあります。自分が特定されずに、他人になりすまして投稿するため、内容がエスカレートし誹謗中傷からトラブルになるケースがあります。
SNSは気軽に投稿できるところが人気です。しかし、内容を考えて投稿しないと、その投稿を目にした人を不快にしたり、信用を落としてしまったりすることもあります。仲間内での投稿から炎上し、最悪逮捕に至るケースもあります。
ICT教育を推進するうえで重要なのは、どのポイントに焦点を当てるかです。
文部科学省が教育を推進しているのが、下記の3つになります。
今後ますます求められるのが、情報社会を生きるために必要な知識や考え方のベースとなる情報モラル、問題解決力を養う情報活用能力。そして問題解決力を養うためのプログラミング。自分のお子様、あるいは抱えている生徒のどの部分を育てていきたいかを考えながら選ぶことが大事です。下記に「基本操作・情報モラル」「問題解決・探究力」「プログラミング」が学べるツールを紹介しています。