Aさんは、どうしても欲しいものがあり、お金を得ようと「援助交際相手募集」メッセージをインターネット上のサイトに隠語を使って書き込み。サイバーパトロールを中の警察が、Aさんの書き込みを発見。待ち合わせ現場に来た警察官に補導され、注意を受けて保護者に引き渡されました。
これまで援助交際を行う場合、出会い系サイトを利用した面会がほとんどでした。しかし。出会い系サイト規制法で18歳未満の利用ができないため、最近ではSNSのコミュニティサイトを利用するケースが急増しています。
SNSは未成年でも使用できてしまい、誰でも気軽に投稿できること、年齢を偽って投稿できることも原因です。
コミュニティサイトでのやりとりがきっかけで性犯罪被害に合うケースが多く、高校生が多いという実態があります。
ネットで知り合う人とリアルの友達や知り合いの違いはわかっているはずですが、実際はなかなか自分をコントロールすることが難しいようです。
今回は警察からの注意でしたが、だまされたり脅されたりして、裸や下着姿など露出の多い写真や動画を要求されるなど、性犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。
ネットから様々な情報が得られるため、「SNSで人気の商品を使いたい」「憧れている人と同じものを使いたい」など、「欲しいもの」や「やりたいこと」が現代ではあふれています。そして、欲しいものがより欲しくなるように情報サイトでは書かれています。
欲しいと思ったものを手に入れたいと思う気持ちはわかりますが、全てのものを手に入れることはできません。また、欲しいものを手に入れても情報過多の現代では、次々に欲しいものが増えていきます。
どうしても欲しいと思うこともありますが、まずは本当に必要なのか、どうしても今購入する必要があるのか、考える必要があります。そして何よりも大切なのは自分をコントロールする力を育てることです。欲しい、手に入れたいと思い自分をコントロールできないと、どうにかして手に入れようとトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。
今すぐ必要ではないなら、お小遣いが入ってからにしよう、など衝動をコントロールする力があれば、危険回避ができるでしょう。
ICT教育を推進するうえで重要なのは、どのポイントに焦点を当てるかです。
文部科学省が教育を推進しているのが、下記の3つになります。
今後ますます求められるのが、情報社会を生きるために必要な知識や考え方のベースとなる情報モラル、問題解決力を養う情報活用能力。そして問題解決力を養うためのプログラミング。自分のお子様、あるいは抱えている生徒のどの部分を育てていきたいかを考えながら選ぶことが大事です。下記に「基本操作・情報モラル」「問題解決・探究力」「プログラミング」が学べるツールを紹介しています。