オンライン上での無料診断ツール、ネット利用診断サービスについて特徴やおすすめポイント、導入事例についてまとめています。
ネット利用診断サービスは、利用にあたってはアカウントを発行し、初期設定行うだけで利用できます。別途端末を用意する必要もなく、その場の申し込みと内部設定のみで利用できますので手間がかかりません。
設問は「使用状況」「モラル」「セキュリティ」「法」 の4ジャンルから14問が出題。
診断後に解説が表示されるので、知識を深めることができます。
また、診断結果は全国対比グラフや分布図での確認ができるので、クラスの傾向や生徒のネットリテラシー習得の把握にも利用できます。
ネット利用診断サービスは公式サイトによると、2021年3月時点で申し込み累計660校、診断実施者累計43,000人を突破したとのことで、豊富な実績のあるサービスであることが分かります。
ネット利用診断サービスは授業での診断を想定されたものです。そのため、授業で円滑に使用できる設計となっており、使用に関して教師の負担を軽減しつつ、児童・生徒に対して問題点を抽出し、改善を期待します。
ネット利用診断サービスはNTTドコモが協賛し、一般社団法人が事務局として提供していますので、社会的信頼性の高いサイトです。教育は大切ですが、教育側の信頼性も求められる時代です。ネット利用診断サービスであれば、保護者としても安心できることでしょう。
クラス全体でネット利用診断サービスを知識共有・振り返りのために利用しているようで、何を苦手にしているのかなども把握しやすかったとのことです。
柏市の独自のICT教育プログラムと共にネット利用診断サービスを活用し、インターネットを適切に使用する大切さと実感できたとのことです。
前後期に各1回ずつ定期的にネット利用診断サービスを利用し、利用実態を把握できるとのことです。特にSNSを行い始めた生徒が多いタイミングが効果的だと実感しているようです。
ICT教育を推進するうえで重要なのは、どのポイントに焦点を当てるかです。
文部科学省が教育を推進しているのが、下記の3つになります。
今後ますます求められるのが、情報社会を生きるために必要な知識や考え方のベースとなる情報モラル、問題解決力を養う情報活用能力。そして問題解決力を養うためのプログラミング。自分のお子様、あるいは抱えている生徒のどの部分を育てていきたいかを考えながら選ぶことが大事です。下記に「基本操作・情報モラル」「問題解決・探究力」「プログラミング」が学べるツールを紹介しています。