大学向けの総合的教育システム「RENANDI」について特徴をまとめました。高等教育向けのため機能過多ですが、参考にしてください。
出欠管理や成績管理、テスト、アンケート、情報共有など50以上の授業管理機能を提供する学校向け授業管理ソリューションです。使える機能は、「ログイン」「科目選択」「教材参照」「受講履歴」などの共通画面や学習、コミュニケーション、授業管理、システム管理、API機能があります。学習のタブでは「出席する」「レポート」「リンク集」「テスト」「シラバス」「学習管理」「成績」といった学習を進めるために必要な機能を搭載。コミュニケーションでは、講師と学習者がコミュニケーションできるよう「授業参加状況」「簡易集計」「お知らせ」「質問」などがあり、「掲示板」では、学習者同士のコミュニケーションも可能です。授業管理では、出席管理や教材管理、リンク集管理、テスト管理など、主に講師が使用する機能が揃っています。学習を一元的に管理できるので、効率よく学習を進めていけるでしょう。
1998年から国内外の大学・大学院で利用者の意見を参考にして開発したシステムです。2008年にはSaaS型サービスの「RENANDI SaaS Edition」を提供開始。高校や専門学校、企業内研修にも導入された実績があります。カスタマイズすれば子ども向けの学習にも使えるかもしれませんが、システムの情報自体が2012年までしか確認できるものがありません。2012年は、従来のライセンス型SaaS型サービスに「eラーニング教材」を追加しました。また、ソフトウェア・ライセンス版では、学校内に導入する場合、ID登録数が無制限になったとのことです。現在はどのようなサービスが提供されているのか確認できませんでした。興味がある場合は、直接問い合わせてください。
産学官の共同開発によって誕生した統合学習基盤「RENANDI統合eラーニングシステム」。理工学部、経営学部、経済学部、法学部、教育学部など、大学のさまざまな学部で実際に使用して、改良したシステムです。資格試験対策や企業のeラーニングとしても使用されました。子ども向けにはeラーニングでの使用が向いているかもしれません。
リンク集などを管理・編集できるため、学習者に対して、効果的な学習素材を提供できます。テスト管理とあわせて、レポートの管理も可能です。もちろん、学習状況の管理もできるので、学習者に合わせた指導ができるでしょう。
高等教育向けシステムのため、保護者向けの情報はありませんでした。
導入事例や口コミは見つかりませんでした。
ICT教育を推進するうえで重要なのは、どのポイントに焦点を当てるかです。
文部科学省が教育を推進しているのが、下記の3つになります。
今後ますます求められるのが、情報社会を生きるために必要な知識や考え方のベースとなる情報モラル、問題解決力を養う情報活用能力。そして問題解決力を養うためのプログラミング。自分のお子様、あるいは抱えている生徒のどの部分を育てていきたいかを考えながら選ぶことが大事です。下記に「基本操作・情報モラル」「問題解決・探究力」「プログラミング」が学べるツールを紹介しています。